FIREの定義
FIREとは
FIREとは(Financial Independence, Retire Early)の略で、経済的自立し、早期退職するムーブメント。

FIREするための基準 経済的自立(Financial Independence)
経済的自立は『不労所得(資産所得)だけですべての支出を賄える状態』で、金銭的に次の状態を差します。
- 収入の内訳:労働所得(給与所得) ➡ 資産所得(配当や不動産)に置き替わっている
- 資産所得≧ 支出
資産所得(インカムゲイン)は利子所得・配当所得・不動産所得の3つになります。
利子所得(資産所得) | 預貯金・債券・貸株などの収益分配から生じる所得 |
配当所得(資産所得) | 株・投資信託・ETFなどの出資余剰金の分配から生じる所得 |
不動産所得(資産所得) | 土地・建物の貸付などから生じる所得 |
事業所得 | 商業・工業・農業・漁業・自由業などの事業から生じる所得 |
給与所得 | 給与・賞与などの所得(多くのサラリーマンの唯一の収入源) |
退職所得 | 退職時に生じる所得 |
山林所得 | 山林を伐採したり、立木のまま売った所得 |
譲渡所得 | 資産を売った所得 |
一時所得 | 宝くじや満期保険金などの所得 |
雑所得 | 上記9つのどれにも属さない所得 |
早期退職(Retire Early)
早期リタイアやセミリタイア、アーリーリタイアなどとも言います。
早期退職は、本ブログでは必ずしも会社を辞める必要は無く、自分が望まない嫌な働き方ではなくなった状態であれば🆗とします。
✅働きたいなら働いても良い
✅働きたくないなら働かなくても良い
FIREの用語

FIREしたいなら知っておきたい用語を集めました。投資や節約なども含まれています。

FIREを7種類紹介
自分に合った、あるいは達成できそうなFIREを選びましょう。
Fat FIRE(ファット ファイア)
支出のすべて(生活費・浪費・投資)を資産所得だけで賄えるFIRE。
資産が次の資産を産むので、働かなくても遊んで暮らせる。
資産額は数億円~。
Lean FIRE(リーン ファイア)
生活費のすべてを資産所得で賄えるFIRE。
働かなくても生活していけるが、遊べるほどの余裕は少ない。
資産額は5,000万円~2・3億円程度。
Side FIRE(サイド ファイア)
生活費の一定の部分を資産所得で賄い、足りない分は自分の好きな仕事を個人事業主として賄うFIRE。
フルタイムで働く必要はないが、副業やアルバイトなどで短時間働く必要がある。
資産額は3,000万円~5,000万円程度。
Barista FIRE(バリスタ・ファイア)
生活費の一定の部分を資産所得で賄い、足りない分はパートタイムなどで仕事を請け負ってFIRE。
フルタイムで働く必要はないが、パートやアルバイトなどで短時間働く必要がある。
サイド・ファイアとの違いは、個人で仕事をするか組織に雇われて仕事をするか。
資産額は3,000万円~5,000万円程度。
Coast FIRE(コーストファイア)
仕事は続けるが、いつでも辞められる状態を維持するFIRE。
FIREしようと思えばできるが、社会とのつながりを求めたり、純粋に好きで仕事をしている状態。
資産額は5,000万円~。
Parshall FI(パーシャル・FI)
本業の働き方をゆるくして、自由時間を増やすFIRE。
フルタイムで働かず、週休4日などで働き、不足分の収入は資産を取り崩す。
資産額は3,000万円~5,000万円程度。
FIRA60(ファイラ・60)
仕事を続け、60歳になったら潤沢な資産を持ってゴールするFIRE。
たんなる定年退職のように思えるが、それすら難しいのが今の日本の現状。
資産額は5,000万円~2・3億円程度。
4%ルール
FIRE達成するには年間支出の25倍の資産が必要とされており、年間の支出が不労所得の4%以内であれば理論上破綻しないとされるルールのこと。

それでは皆さん、ご安全に!👉
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