貸株は投資パフォーマンスを0.1%UPさせる
- 塩漬け株ばかりになる
- 長期投資・高配当株は投資効率が悪い
こんな悩みを抱えている方に朗報です。
ある設定を行うだけで約0.1%の金利を確実に受け取る方法があります。

それは貸株です。
貸株とは、保有している株を証券会社に貸出し金利を得る方法です。
銘柄や時期によって異なりますが、およそ0.1%の利子がつきます。
- かんたんな設定をするだけで毎月約0.1%の金利を確実に受け取れる
- 長期投資・高配当株投資と相性が良い
- FIRE後の生活の足しになる
本記事を読めば貸株の設定方法がわかりますので、ぜひ実践して得をしてください。

貸株の設定方法
本記事ではSBI証券を使って設定方法を解説します。
貸株のサービスはどのネット証券でも行っていますので、各証券会社にお問い合わせください。
まず、SBI証券にログインしたら『口座管理』をクリックします。

次に『貸株』をクリック。

保有している株式があれば『貸株残高』の一覧が表示されます。
※保有株がなければ当然表示されませんし、貸株はできません。
この一覧にある銘柄を貸株設定するため、『貸株振替』をクリックします。

『振替先指定』が貸株へ振替になっていることを確認します。
※信用代用へ振替は設定していた貸株を解除したいときに選び、以降の手順と同じ方法で解除されます。

『貸株振替』画面を下にスクロールすると、銘柄ごとの振替え状況と金利の一覧が表示されます。
実際に画面を確認するとわかるとおり、ほとんどの銘柄の貸株金利が0.1%になっていますが、これは一定ではなく需給によって変動します。
振り替えたい銘柄の株数を指定すると一日当たりの金利が表示されます。
内容を確認し、問題なければ『振替確認画面へ』をクリックします。

『振替確認画面』に遷移したら取引パスワードを入力して『振替実行』をクリックします。

振替株数受付完了と表示されたら設定完了です。

貸株金利の振込を確認する
貸株設定をしておけば、あとは毎月15日に貸株金利が振り込まれます。
振込の確認は『入出金・振替』-『入出金明細』から確認できます。

貸株の注意事項
貸株にデメリットはありませんが2点注意が必要です。
- 需給によって金利が変動する
- 配当権利確定日を跨ぐと配当金が雑所得として扱われる
- 複数年保有で優待内容がグレードアップする優待は保有年数のカウントがリセットされる
貸株の金利は一定ではありません。
需給によっては10%になる銘柄もありますが、需要がなくなれば0.1%に落ち着きます。
また、配当金の権利確定日を跨いで貸株に設定していると、配当金が『貸株配当金相当額』として扱われます。
これは『雑所得』にあたるので、配当控除が受けられなくなってしまいます。
同時に、1年以上複数年保有することで得られる優待が得られなくなる可能性があるので、優待狙いの方は注意が必要です。

回避する方法は、配当権利確定日の前に貸株設定を解消することです。
権利落ち日を過ぎたらまた貸株設定しましょう。
多少面倒ではありますが、忘れずに行いましょう。
貸株 まとめ
- 貸株は設定すれば必ず0.1%以上の金利が得られる
- 設定はかんたん
- 配当・優待権利確定日だけは注意が必要
0.1%の金利は小さいように感じますが、銀行に預けておくよりはるかに良いです。
変動するので金利を主目的に購入するのはおすすめしませんが、FIREを目指して高配当株に投資されている方で長期保有が前提であればほぼメリットしかありません。
ぜひ、ぽんこつ流FIRE術の投資法と合わせて実践してください。
ぜひパフォーマンスをUPさせるために活用しましょう。

それでは皆さん、ご安全に!👉
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