節約して貯金はもううんざり
- 節約ばかりでつらい
- どこから節約すればいいのかわからない
- なかなか貯金が貯まらない
- どうやって収支を管理すれば良いのかわからない
- 節約を楽しむ方法は無い?
FIREしたいと節約をはじめてもなかなか貯金できないと悩んでいませんか?
ぽんこつ流FIRE術なら節約や貯金=苦しいというイメージがなく、支出をしっかりとコントロールできるようになりますので参考にしてください。
FIREを目指すなら家計の最適化から
家計の最適化は、ぽんこつサラリーマンでも実践すれば100%再現でき、必ず効果が表れます。家計のなかには毎月・毎年定期的にかかるコストが多数存在し、それらランニングコストは一度見直せば効果が持続するので、投資や副業でストック収益を上げたときと同じ成果が得られます。
『家計の最適化』・『資産所得を増やす』・『収入を増やす』を同時に行えればベストですが、ハードルを上げすぎて挫折してしまっては意味がありません。家計が軽いと精神的にも楽ですし、FIRE生活の土台にもなります。まずは一番難易度が低い『家計の最適化』ことから始め、習慣化しましょう。
なお、本記事では『節約』という言葉は使わず『最適化』と表現します。詳しくは以下の記事で解説していますので参考にしてください。
記事の結論だけ述べると、家計の最適化は健全な家計に改善することで、本章の目的でもあります。
- 貯蓄率を上げる
- 改善して捻出できた資金を資産の購入に充てる
貯蓄率に関しては次で解説します。
資産の購入はぽんこつ流低リスク投資術で解説します。
貯蓄率を上げる

貯蓄率はFIREを達成するために最も重要な指標で、『貯金額 / 可処分所得』で計算します。
たとえば、給与所得による年収が450万円だとすると可処分所得は約360万円(給与所得の約80%)になります。
そこから計算できる貯蓄率は以下のとおり。
貯蓄額(年間) | 貯蓄率(%) |
50万円 | 13.9% |
100万円 | 27.8% |
150万円 | 41.7% |
200万円 | 55.6% |
250万円 | 69.4% |
FIREに必要な資産額が6,000万円、年収が450万円(可処分所得360万円)だと仮定すると、各貯蓄額でのFIRE達成までの期間は次のようになります。

図から分かることは、貯蓄率を上げるとFIRE達成の期間が短縮できることです。
たとえば、年収450万円・投資利回り4%・貯蓄率が30%だと30年かかるのに対し、同じ年収・同じ利回りで貯蓄率が70%だと17年でFIRE達成できることになります。そして当然ながら、年間の貯蓄率が0%では、いつまで経っても貯蓄できず、FIRE達成するための資産を買うことができません。
また、貯蓄率ではなく、投資リターンを上げてもFIRE達成を早めることができますが、投資リターンを上げると同時にリスクも上がってしまいます。
投資に絶対はありません。
過剰なリスクを取って失敗するとFIREが早まるどころか遠退きかねません。4%くらいがリスクとリターンのバランスが取れた利回りで、4%ルールに則れば適正なリスクとなります。
適正なリスクの取り方はぽんこつ流低リスク投資術で解説します。
以上により、低リスクでFIREを達成するには貯蓄率が最も重要な指標となるため、家計を最適化して貯蓄率UPを目指しましょう。

僕がFIREできた理由は、投資で大きく増やしたわけでもなく、副業で一発当てたわけでもありません。『社会人になっても学生並みの生活水準で暮らし、高い貯蓄率を維持し続けてきたから』です。
支出を最適化する
家計簿はお金の流れを可視化する
あなたは家計簿をつけていますか?
面倒くさいからつけていないという方もいるかもしれませんが、下準備の段階が面倒なだけで、そこを乗り越えれば家計管理自体はルーチン化して楽に行えます。
ロードマップと同様に、お金の流れを可視化することは重要ですので、ぜひ実践しましょう。
- 具体的な数字が把握できる
- 節約の効果が実感できる
可視化することで何にいくら使っているのかが明確になり、不要な出費がどこにあるのか判断できるようになります。また、毎月・毎年ごとに記録を残すことで収入と支出の推移が分かるので、家計をコントロールしやすくなり、節約の効果と貯蓄率の上昇が実感できるでしょう。

家計簿は家計を管理するための必須ツールです。家計簿なくしてFIRE達成はあり得ません。ロードマップと同じく家計簿も必ず可視化しましょう。
家計簿の種類
家計簿の種類は大きく3種類あります。
- 家計簿帳(紙・ノート)
- エクセル
- マネーフォワードMe
それぞれメリット・デメリットは以下の記事で詳しく解説しますのでご自身の使いやすいツールを選んでください。

記事内で僕がつくったオリジナルのエクセル家計簿がダウンロードできるので、ぜひ活用してください。
記事の結論だけ解説すると『習慣化するまでは紙での管理でもOKですが、慣れたらITを活用しよう』となります。
支出を区別する
支出の内訳は無数にありますが、大別すると2つに分けられます。
- 消費 ➡ 生活するなかで発生する支出
- 利益 ➡ 収入 – 消費
消費は、家賃、食費、ガス・水道・電気・通信などのライフライン、税金など、生きていくうえで必要な支出で、まずは消費が最適化の対象になります。
そして、収入から消費を引いた残りが利益(フリーキャッシュ)となります。一部見直すべきポイントはありますが、基本的には何に使ってもかまいません。
『家計の最適化 = 消費の最適化』と考え、無駄のない家計にし、利益UPを目指しましょう。

収入が同じでも、消費を抑えればその分利益が増えます!
さらに、利益も2種類に分けられます。
- 浪費 ➡ 今を良くする支出
- 投資 ➡ 未来を良くする支出
浪費は、趣味・娯楽費や交際費などの今を楽しむための支出です。
投資は、株や不動産など未来のキャッシュフローを得るための支出となります。

※貯金も投資に含めます。

FIREするには投資にまわす割合を増やすほど達成に近づきます。
また、良い浪費は投資の側面がある一方、悪い消費はFIRE資金を一瞬で溶かす危険性を秘めているので注意が必要です。
- 交友関係が広がったり、親睦が深まる
- 教養が身につく
- プレゼントや寄付
- 酒・たばこ・ギャンブル
- 衝動買い・ガチャ
- ハイリスクな投資

FIREする目的は好きなことに浪費するためと言っても過言ではありません。
何にいくら浪費したいのかしっかり考えておきましょう。
現代段階では、消費を最適化し、浮いたお金を投資資金に充てましょう。
消費を最適化する
支出を最適化するポイントは次のとおりです。
- 大きな支出から最適化する
- 生活満足度が変わらない支出を最適化する
まずは家賃などの大きな支出から見直しましょう。
電気代を数百円減らすよりも、家賃を数千円~数万円減らす方が影響が大きいことは明白です。
通信費も節約効果が大きいです。
3大キャリアから格安SIMに変更しても、生活の質は落ちないので最適化の対象となります。
- 人生の3大支出
- 固定費・ライフライン
- 税金
- 手数料
- 時間

人生の3大支出を最適化する
多くの人にとって、人生で高い買い物になるベスト3は次のとおりです。
- 家賃・ローン
- 保険
- 自動車・バイク
1位 家賃・ローン
持ち家派の場合、一戸建てや分譲マンションを購入すると約2,000万円以上の支出になり、多くの人がローンを組むことになります。
賃貸派の場合は、単身世帯でも毎月数万円かかります。
いずれの場合も、一生の間で数千万円も支払っています。
毎月の支出のなかでも大きな割合を占めますので、最適化できるか検討しましょう。
持ち家派の場合 ➡ 住宅ローンを最適化する
持ち家を購入する場合、多くの人がローンによる支払いになります。
その支払い期間は35年と長く、それだけ金利も多く支払っていることを認識しましょう。
- 金利の安いローンに借り換える
- 繰り上げ返済する
金利を抑えるために、安い金利のローンに借り換えましょう。
どこで借り換えれば良いかわからない方は、まず次の方法を試してください。
- 相場を調べる
- 相見積もりを取る
相場を調べたり、相見積もりを取る方法はインターネットで検索すればすぐに見つかります。
本記事を読んでいる方は全員ネットが使えているわけですから、ぜひその環境を活かしましょう。

ぽんこつ流FIRE術において、ローンに限らず、検索は基本中の基本です。
支出の最適化でも投資でもあらゆる場面で応用できるのでぜひマスターしてください。

うまく検索できないという方は、「住宅ローン借り換えセンター」 やモゲチェック などを活用しましょう。


持ち家は家族の幸せを育むための良い浪費にもなります。
とはいえ、大きい買い物ですので、ご家族とともにライフプランをよく話し合って決めましょう。
賃貸派の場合 ➡ 引っ越す
賃貸派の場合は、引っ越しを検討することになります。
お住まいの地域や間取りによって異なりますが、毎月数万~十数万円も消費しています。
もし以下の項目に該当するなら引っ越しを検討しましょう。
- 使っていない部屋がある
- 通勤・通学場所から遠い
- 近隣の同じ間取りより家賃が高い
使っていない部屋があるということは、そこに無駄な支払いをしていることになります。
また、近隣の相場と比べて割高な家賃を払っていないかも調べてみましょう。
相場を調べる方法は、やはりインターネットでの検索です。
全国賃貸情報 アパマンショップ などでお住いの地域や間取り・築年数など、同条件の物件を比較しましょう。

引っ越すとなったら、こちらもLIFULL引越し見積もりなどから相見積もりを取って安いところに依頼すればOKです。
持ち家派と賃貸派の各メリット・デメリット
持ち家と賃貸、どちらも一長一短があります。
選ぶ基準は、どちらが有利かではなく、自分にとって心地良いかどうかで決めましょう。
- 自分のモノになる
- 家族の幸福度が上がる
- 長期でローン(借金)を抱えることになる
- 維持費がかかる
- ライフステージの変化に対応しにくい
- 気軽に引っ越せる
- ライフステージの変化に対応しやすい
- ローンや維持費を抱える必要がない
- 自分のモノにならない
- 騒音問題など隣人トラブルが起きやすい

僕は賃貸派です。
ローン(借金)を抱えたくないですし、ライフステージの変化にも対応しやすいので好きです。

2位 保険
家の次に大きな買い物が保険です。
こちらも生涯にわたり、毎月・毎年支払い続けるので、積み重なると大きいです。
もしもの時に心配でしょうが、じつは日本は公的保険や保証が他のどの国よりも手厚いので、必要な民間の保険は多くありません。

公的保険
民間の保険に入る前に、まずはどんな公的保険やサービスが利用できるのかネットで検索したり、お住いの役所で相談しましょう。
損害内容 | 公的保険 |
ケガ・病気 | ◎公的医療保険 ・健康保険 ・国民健康保険 ・後期高齢者医療制度 ・高額医療制度 ・傷病手当金 ◎医療費助成制度 ・子ども医療費助成制度 ・指定難病医療費助成制度など |
(業務上・通勤上のケガ・病気 | ◎労災保険 |
老齢 | ◎公的年金(老齢年金) |
死亡 | ◎公的年金(遺族年金) |
介護・認知症 | ◎公的年金(障害年金) ◎公的介護保険など |
障害 | ◎公的年金(障害年金) ◎自立支援医療 ◎障害者福祉サービス |
失業 | ◎雇用保険 |

公的保険でカバーできる損害を確認したら、次は具体的に民間で必要な保険が何かを解説します。
民間保険の選び方
たとえば、お気に入りのマグカップが割れたとしても、金銭的なダメージが家計に与える影響は小さいです。こういった少額の損害には貯金で対応しましょう。
備えるべき民間の保険は『確率は小さいけど起きたら自力で保証するのが困難な大きい損害』のみでOKです。
- 火災で家が消失した
- 車で人を轢いてしまった
- 働き手である自分が亡くなってしまった
家は何千万もしますし、人の命は本来お金には替えれません。
それでも金額を弾けば数千万~何億円もの損害を被ります。
ぼくたちぽんこつサラリーマンがこのような状況になったらFIREどころではなくなります。

確率が大きく損害も大きい事例としては、治安の悪い国に旅行する等が挙げられます。
これはそもそも近づいてはいけません。危険が頻発しているのですから注意すれば回避できます。
以上を踏まえ、必要な民間の保険は次のとおりで、これらを順に解説します。
- 火災保険
- 自動車(自転車)保険
- 生命保険 ※守るべき家族がいる場合のみ
火災保険
マイホームは人生最大の買い物で、損害は数千万円以上になるため、物理的なFIREには備えが必要です。
賃貸派も借りているモノを消失させることになるのでしっかりと備えましょう。
火災保険も火災保険一括見積もり依頼サイト などで比較できますので、ぜひ検索してください。


個人的には全労済の『住まいる共済』がおすすめです。
全労済は全国労働者共済生活協同組合連合会の略です。
労働組合の共済活動を全国レベルの組織として結成しているため、スケールメリットを活かして細かく料金設定できます。
また、全国にあるので誰でも相談しやすく安心です。
自動車(自転車)保険
自動車による事故も多額の損害賠償が発生します。人を死なせてしまったりすると数千万~数億にもなります。人生を崩壊させるには充分すぎる額です。対人だけは無制限で良いでしょう。


最近は自転車による事故も高額な賠償を負う判例ができています。自転車の購入時には『TSマーク』を付けてもらいましょう。
『TS』はTraffic Safety(交通安全)の頭文字で、自転車安全整備士が点検確認した普通自転車に貼付されています。TSマークには青色マーク(第一種)と赤色マーク(第二種)があり、青色には傷害保険と賠償責任保険が付いており、赤色にはさらに被害者見舞金が付いています(付帯保険)。
保証期間は1年間なので、お近くの自転車屋などで点検してもらって、マークを更新しましょう。
生命保険
生命保険は、ケガや病気で働けなくなったり、死亡した場合に残された家族を養っていくために必要です。
しかし、お金は使えばそれで無くなってしまいます。『魚を与える』よりも早い段階から『魚の釣り方』を教えた方が、最終的には残された家族も長く安心して暮らせるでしょう。


お金は使えば無くなりますが、『自力で生きていくための知恵と経験』と『思い出』はずっと残り続けます。
投資目的の保険は不要
投資目的で保険を勧められて加入している場合は思い切って解約しましょう。
『損害に備える』とうい保険本来の目的から離れているからです。
投資は他にしっかりとした商品があります。
目的を切り分け、あなたにとって本当に必要な保険だけを残しましょう。

『安心・安全』は高くつきます。ぜひ適正な保険の見積もりを比較検討してください。
3位 自動車・バイク
家・保険に次いで高額な買い物となるのが自動車・バイクです。
- ローン
- 自動車税
- 駐車場
- ガソリン
- 車検・修理・メンテナンス
- カー用品など
もし自動車やバイクに求める価値が『前に進めば良い』であれば、高級車を選ぶ必要はありません。
ガソリンや保険などあらゆる面で安い軽自動車に乗り換えましょう。
- 普通車より安い
- 税金も安い
- 燃費が良い
- 省スペース


軽自動車を購入する場合も中古で充分です。
本当に車が好きで、車を手放すと生活満足度が落ちるという人以外は、いっそ売ってしまっても良いいかもしれません。
- ガソリン代、駐車場代、保険・税金、車検代、メンテナンス費用がゼロになる
- 徒歩が増えて健康になる
- 事故を起こす心配がなくなる

ちなみに僕は車自体持っていません。電動自転車が主な移動手段です(笑)。
今後は『MOTA定額マイカー』 などのサブスクも広く普及するでしょうし、つねに車を所有する必要性はどんどん薄れていくはずです。

車自体必要無いとなれば自転車通販サイト【cyma】 などで自分に合った自転車を探しましょう。

何を選ぶにしても、他人の価値観や物差しを基準に買い物をすると高くつきます。
本当に自分が欲しいモノは何か考え、優先順位をつけて購入しましょう。

ライフラインを最適化する
- スマホ
- インターネット
- 電気
- ガス
- 水道
価格以外で検討するポイントがあるとすれば、災害時などの復旧対応が迅速かどうかくらいでしょう。普段はほとんど意識しないライフラインは、サービス内容に差が無い(差を感じられない)ので、最適化の対象にしやすいです。

これらもネットの比較サイトを使って安くなるところを探しましょう。
スマホ
三大キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)を利用している方は、スマナビなどを利用して格安SIMに乗り換えましょう。


インターネット
パソコンからのインターネットも比較しやすく、毎月数千円の節約が見込めます。
エラスタモ や引越しラクっとNAVI
などで比較してください。


電気
電気の自由化に伴って価格競争が起こり、安い小売業者が増えました。
でぜひエネチェンジ で比較しましょう。


ガス
ガスも電気と同様に自由化されたのでガスチョイス などで比較しましょう。

水道
水道は民間で運営はされていないため比較できません。
節水できるシャワーヘッドに交換するなど、個別に節水対策を行いましょう。
節税する

- ふるさと納税
- 確定申告
- タバコ
- 宝くじ
ふるさと納税
ふるさと納税は地方自治体に寄付を行うことで、所得税や住民税の控除を受けられる制度です。
寄付した返礼品として様々な商品がもらえるのですが、控除のおかげで実質2,000円で済みます。
所得額に応じて寄付の限度額が変動しますが、年収450万円であれば約53,000円分の返礼品を受け取ることができます。※単身世帯の場合
ふだんは手が出ない高級なお肉やお魚も実質2,000円で買えるので、プチ贅沢したいときなどに有効活用しましょう。


確定申告
サラリーマンとしての収入だけであれば意識しないでしょうが、配当金を受け取ったり、副業で事業所得が出た場合、確定申告をしましょう。
とくに、配当金は控除が受けられるため約15%戻ってくる可能性があります。
面倒くさがらずにぜひ実践しましょう。

タバコ
タバコの多くは税金です。
からだにも悪く、百害あって一利なしです。ぜひ禁煙しましょう。
いきなりゼロにするのが難しい方は、電子タバコに切り替え、少しずつ本数を減らしましょう。
宝くじ
『貧者の税金』とも言われる宝くじ。
あなたは毎年どれくらいのお金を使っていますか? きちんと回収できましたか?
ぜひ一度、冷静になって計算してみましょう。

夢は買うものではありません。自分で実現させるものです。
買うなとまでは言いませんが、心を豊かにする浪費と割り切り、きちんと予算を決めて購入するなら僕もアリだと思います。
その他の最適化

自炊する
- 外食やコンビニ ➡ 500~数千円/1回
- 自炊 ➡ 100~300円/1食
毎日積み重ねると大きな数字となるので、めんどうでも実践しましょう。
ちなみに我が家は妻と二人で毎月の食費が30,000円程度です。

食事に関して、僕は奥様(あえて敬称)に頼りっぱなしですm(_ _)m
マイボトル・マイバッグを使う
会社や学校、外出時などにはマイボトルを持ち歩くようにしましょう。
- ペットボトルの飲料を自販機で購入 ➡ 100~150円/1本
- マイボトルに自分で湧かしたお茶を持ち歩く ➡ 数円/1本
会社や学校などで利用すればこれだけで月に2,000円/1人は節約できます。
毎日使う水筒は一度買えばずっと長く使えるので保温・保冷のできる良いモノを買いましょう。

僕は以下の商品使ってます。一日中ずっと保冷されるのでお出かけ時に重宝してます。
マイバッグは買い物時に利用すればビニル袋3~5円の節約になります。
こちらも頻繁に積み重なれば毎月数十円にはなるでしょう。
マイバックの購入が面倒なら、買ったビニル袋を破れるまで使いまわすという手もあります。
自分で散髪する
美容院に通うと月に数千円以上かかります。
パーマやカラーリングまで含めると人によっては一万円を超えるのではないでしょうか?
パーマは難しくても、自分で切ったり染めるくらいはできるでしょう。
【番外編】時間を最適化する
FIREを目指すためには家計を最適化したり、投資の勉強をしたり、副業をしたりと忙しくなります。
本業だけでも一日の大半の時間を費やしているのに、さらに時間を捻出するなんてできないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
自力で時間を空けることが難しければ、時短グッズなどを活用しましょう。
- ITを活用する
- 時短家電・グッズを導入する
- 通期時間を減らす
具体的は方法は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

一番重要なのはタスクに優先順位をつけることです。
優先順位が低いタスクは思い切ってやめましょう。

家計を最適化する まとめ
- FIREを目指すなら家計の最適化が最優先
- 貯蓄率が最重要指標
- 固定費は最適化できる余地が多い
- 大きい項目から順に取り組める項目から実践する
- 最適化のコツは【相場を知る】と【相見積もりを取る】こと
- 相場と相見積もりはインターネットで検索できる
- 時短家電はあくまで余剰資金で購入する
三章で一番伝えたいことのひとつに、検索する習慣をつけることが挙げられます。
インターネットで検索すればいろんな商品やサービスの価格を比較できるからです。
検索スキルを身につければ、家計の最適化はもちろん投資や副業などにも応用できますので、いろんな検索ワードを試してください。

家計の最適化は実践すれば必ず成果が出ますが、100点を目指す必要はありません。できるところから手をつけつつ、60点取れたと感じたら次のステップに進みましょう。

ぽんこつ流FIRE術ステップ2はこれで終了です。
家計の最適化が完了したら、次はステップ3『低リスク投資術』に進みましょう。

それでは皆さん、ご安全に!👉