結論
最終的には長編が伸びやすい
短編・長編、どっちが読まれる?
長編・短編のメリット・デメリット

どうせ書くなら、たくさん読んでもらえる作品にしたいね🎵

そういう観点で長短編を読み比べたことなかったかも?
読まれる小説にするためのテクニックはいろいろありますが、長編・短編それぞれの特徴を踏まえたうえで、PVを増やす方法をお伝えします。
メリット | デメリット | |
長編 | ・1作のみでPVが稼げる。 ・話数を増やせばPVも増える。 ・ファンがPVを増やしてくれる。 ・シリーズ化をめざせる。 | ・後半PVの増加率は減っていく。 ・ファンがつかないときびしい。 ・完結させにくくなる。 |
短編 | ・新規の読者を獲得しやすい。 ・いろいろ試せる。 ・外れてもダメージが少ない。 ・短編集がつくれる。 | ・作品ごとのPV数は伸びにくい。 ・固定読者がつきにくい。 |

リスクとリソースの集中か分散か、みたいな違いがあるよ。

長編を専門書、短編と雑誌と考えることもできそうね。
初めは短編が読まれやすい
短編は文字数がすくない分、読者からすると読み進めやすいです。
目を惹くタイトルを考え、出オチを使うなどして、冒頭から最後まで一気に読んでもらえるように工夫しましょう。
ただし短編の場合、1作あたりのPV数の伸びに限界があります。1作に盛り込める話数が1話からせいぜい5,6話程度になるため掛け算の効果が限定されるためです。
このため、何本もの短編を公開することになりますが、単発の作品は更新ができないため、読者に忘れ去られやすいというデメリットが発生してしまいます。
ならば最初から長編を書きたいという作者もいるでしょうが、基本的に長編は読まれにくい傾向にあります。
ですので、まずは短編を読んでもらい、読者に作風を知ってもらうことから始めるのが無難といえるでしょう。

何はともあれ、読んでもらわないと何も始まらないものね・・・。
読者のリアクションから、人気がでそうだと判断できた時点から長編化していくという方法もアリです。

作者自身のファンになってもらえれば、複数の作品を読んでもらえる可能性も高くなるよ!
1作のみでPVを稼ぎたいのであれば長編
長編でPV数を増やすのであれば、まずは作品の完成度を高め、固定ファンの獲得を目指しましょう。

読者にそっぽを向かれると、話数を重ねても後半のPVが伸びなくなるよ。
ファンを逃がさないためには、どんな読者がファンになってくれそうかを想定する必要があります。

想定される読者像をペルソナっていうんだ。
ペルソナをつくっておくと、たがいに作品の概要と読者の顔が見え、ミスマッチが起きにくくなります。
ぜひ、作品と読者のニーズを一致させ、読み続けてもらえるようにしましょう。
折衷案としてのオムニバス
長編・短編以外に中間的な対策として、オムニバス形式を紹介しましょう。
オムニバス(英: omnibus)は、すでに発行された独立した作品を集め、ひとつにまとめて一作品としたものである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

つまり短編集ってことかな?

たんなる寄せ集めじゃなく、場所や時代といったバックグラウンドの設定や登場キャラクターを共有しておくと全体の統一感が出るよ🎵
複数の短編をジャンルごとに仕分けたうえで『この作品の読者はこちらも読んでいます☞』のように誘導しておけば、読者は作品を横断して読みに来てくれる可能性が高まります。
投稿サイトで公開する場合、各話ごとに話が変わると分かるタイトルにしたり、読まれている作品の概要欄などに他の作品の情報を盛り込むようにしましょう。
自作サイトで公開する場合は、作品の最後に関連作品としてリンクを貼ると良いでしょう。
これで読者と作品をマッチングを促すことができます。
最強の方法はこれ!
一番良いのは長編かつシリーズもので、作品も作者もファンになってもらうことです。

長編・短編、両方のメリットをいいとこ取りするのね。
しかし、こういった状況を生みだすには継続した活動が欠かせませんが、時間をかけて努力したからといって必ず人気が出るとはかぎらないのが創作のむずかしいところです。
下手をするとかけた時間のすべてが無駄になる、という事態が往々にして起きてしまいます。運や環境にも左右されると覚悟しておかなければなりません。

う~ん・・・人気作家への道はきびしいなあ💦

楽して儲かる方法はないってこと。地道な努力が必要だからこそ、自分がたのしく続けられる方法を選ぼうね(・ω・)ノ
効率よりもおもしろさの追求を
今回、PVを稼ぐ方法として長編・短編の選択方法をお伝えしていますが、これはあくまで小手先のテクニックにすぎず、重要視する必要はありません。
意味もなく長いと後半に進むにつれ読まれなくなりますし、逆に短すぎると読者は物足りなく感じるかもしれません。

けっきょく何をどう選べばいいの(´・ω・`)?
長編・短編、何を選んでもかまいません。
今回のテーマを覆すようですが、効率にこだわるよりも、読者の満足度をあげることに集中したほうが、最終的にはより多くPV数を増やすことができるからです。
したがって、長くなるのであれば長編にすれば良いですし、短くまとまるのであれば短編にするのがベターです。

その作品にとって、また読者にとって最適な文字数にするのが一番なんだ!

まずはプロットを作成して、作品の全体像をつかむと長さを決めやすいわよ(*^^)v
まとめ
- 長編・短編それぞれの特徴を知ろう
- 短編 ➡ 一見さんがとっつきやすい
- 長編 ➡ 固定のファンがつきやすい
- 話数を増やせる長編のほうが積み上がっていく
- 効率よりも読者の満足度の向上を

それでは良い創作Lifeを!!
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