結論
書き続けるなら自作サイトをつくる価値アリ
投稿サイトと自作サイトのメリット・デメリット
Web上で小説を公開する方法は、以下の2つに大別することができます。
- ブログやホームページを開設して公開する。
- 小説投稿サイトやSNSのアカウントを取得して公開する。

1.と2.とでは何が違うの?

サイト自体を『自分で管理できるかどうか』で区別しているよ。

私は投稿サイトでいいと思うけど・・・サイトまで自作するなんて大変そう💦

まあ、そう急がずに。どちらも一長一短があるから、まずは比較してみよう。
メリット | デメリット | |
投稿サイト | 1.最初から多くの潜在読者がいる。 2.執筆と投稿のみに専念できる。 3.読者や他の作家と交流できる。 4.編集者も読んでいる。 | 1.読者の奪い合いになる。 2.ユーザー間でトラブルが起きる。 3.利用規約を守る必要がある。 |
自作サイト | 1.自由に小説が書ける。 2.競合するライバルがいない。 3.サイト全体を演出できる。 | 1.自分で集客する必要がある。 2.創作以外の作業が増える。 |
まずは投稿サイトを利用しよう
投稿サイトを利用する最大のメリットはやはり、見込み客がすでに存在している点でしょう。
無名の作家がどんなにアピールしてみても、そうかんたんに読者は集まりません。
この点を最初からある程度クリアしているのですから、創作を始めたばかりでファンはおろか知り合いもいない方にはありがたいサービスです。

公開初日から読んでもらえるよ(*´ω`*)
また、今やWebサイトからの商業デビューも珍しくなくなっています。
編集者にとっても、紙媒体で募集するよりWeb上でコンテストを開催したほうがもろもろのコストが抑えられるメリットがあるのです。
一方で、人類総クリエイター時代ともいえる昨今では、Webサイトでの人気取りは熾烈を極めています。悪意あるユーザーからの酷評はもちろん、人格否定や盗作まで、醜い争いが散見されます。
有効な対抗手段は少なく、攻撃対象になると過度なストレスに晒され、しかもほとんどの場合は泣き寝入りするハメになってしまいます。
また、各投稿サイトには利用規約が設けられており、たとえば過度にグロテスクな表現やエロを用いると規制の対象として警告を受けたり、強制的に非公開にされる場合があります。

いろんな読者がいるわけだし、仕方ないのかもね。

他にも営利目的の投稿だったり、政治や宗教が絡む内容も規制の対象になるから注意が必要だよ。

う~ん・・・誰にも気兼ねせず、もっと自由に創作を楽しめないかしら?
自由な表現を求めるなら自作サイトを検討しよう
他のユーザーの目や利用規約を気にせず創作したいなら、自作サイトを作ってみてはいかがでしょう。
サイトそのものを作れば規約に縛られることなく、自分の好きなように表現することが可能となります。
また、サイト自体のファンになってもらえれば、集客力も上がり、サイトそのものが資産となるでしょう。

でも、個人サイトに訪れてくれる読者なんているのかな? 読んでくれるひとがいないんじゃ、モチベーションが保てないよ_(:3 」∠)_

だいじょうぶ。伝える努力をすれば読者はちゃんと現れるよ。個人サイトから有名になった作家がいるから紹介しよう。
Webに小説を投稿しているなら知らない者はいないであろう、累計1,000万部を越える大ヒット作、川原礫先生の『ソードアート・オンライン』も、元々は同氏の自作小説サイト『WordGear』で公開していたものを改稿し、電撃大賞に応募したことで世に出ました。
もし未読の方がいたらぜひ読んでみてください。

ソード・アート・オンラインは、VRが発達した近未来の日本で、フルダイブ型のオンラインゲームに参加したキリトやアスナたちが、制作者である茅場昌彦によって引き起こされたデスゲームに巻き込まれるというストーリーよ。

設定の西暦2022年はもう目前だね!

現実が小説に追いつくには、もうすこし時間がかかるかな?
ソードアート・オンラインは、川原氏が純粋に好きな話を好きなように書いた結果、生まれた大長編の作品です。
ここまでの大作は、利用規約や不特定多数の読者の目線に縛られた小説投稿サイトから生まれることはまずないでしょう。
そう考えると自作サイトを作ることにも希望が湧いてくるのではないでしょうか?

う~ん・・・でも、つくりたいとは思うけど、ワタシにそんなスキルはないしなあ(´・ω・`)

だとえばWordPressを使えば個人でも比較的かんたんに自作サイトをつくることができるよ。

サーバー代など多少の費用はかかるけど、本格的にサイト運営を始めたいならWordPressを使うことをオススメするよ。

まずは無料で試したいなら各ブログサービスを利用するのもアリだね(・ω・)ノ


まとめ
- 各サイトそれぞれにメリット・デメリットがある。
- まずは気軽に始められる投稿サイトを利用する。
- 表現の自由を求めるなら自作サイトを検討する。

投稿サイトで作品を知ってもらって、自作サイトで本格的に読んでもらえるのが一番良いかもね!

それでは良い創作Lifeを!!
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