結論
読者に伝えることを意識しよう
ほんとうの1位はコレだけど・・・
なぜあなたの小説が読まれないのか? その理由、ベストワンは――

内容が『つまらない』から・・・_(:3 」∠)_

身も蓋もないわね(;^ω^)
おもしろい作品を次々に生み出せる。
これができれば苦労はしないのですが、しかし考えてみてください。
『おもしろい』『つまらない』って何でしょう?
それらを分ける基準はひとそれぞれ違うはずです。
ファンタジーが好きなひともいればホラーが好きなひとだっているでしょう。そうでなければジャンルが確立するはずがありません。
基本的な『てにをは』を理解していて、小説として最低限の体裁さえ整っていれば、だれか一人くらいはおもしろいと思ってくれるひとが現れてもいいはずです。
じゃあなんで誰も読んでくれないんだッ(# ゚Д゚)!
――と、お悩みの作者に向けて、Web上で小説を読んでもらうためのポイントを踏まえ、あなたの小説が読まれない理由ベスト5を挙げました。
思い当たる項目があればぜひ改善してみてください。

それじゃあ第5位から見てみよう!
あなたの小説が読まれない理由ランキング
第5位
流行にのっていない
Web上で公開されている小説のなかで圧倒的に割合が高いのはライトノベルです。
さらに、ライトノベルのなかでもファンタジーやラブコメといったジャンルが多く読まれています。
なぜ読まれるのかというと、それは需要が高いからです。
需要が多いから読まれる。 ➡ 読まれるから作品点数が増える。 ➡ 作品が多いと人気作が生まれる。 ➡ 人気作が生まれるから、さらに類似作品の需要が高まる。
こういった好循環が起きるので、読まれたいと思うのであれば、流行りのジャンルにのっかってみるのもひとつの手段として有効です。

残念ながら、文学や、ライトノベルでもミステリーやホラーは読まれにくい傾向にあるよ。

本田奈那子
ワタシはどれも好きだけど・・・人気ってどうしても偏るのよね💦

逆にライト文芸は狙い目だよ(⋈◍>◡<◍)。✧💓
第4位
タイトルから内容が推測できない

読者はまず、タイトルを見て読むかどうか決めるんだ。
タイトルで内容が伝わらなければ読者は興味を持ってくれません。
内容が想像できて、かつキャッチ―なタイトルであれば1話目に進んでくれる可能性が高くなります。
このとき、日本人に向けて書くのであれば、日本語でタイトルを書いたほうが多くのひとに伝わるであろうことは容易に想像できるでしょう。

タイトルを英語にしたいなら、せめてカタカナで書くといいよ(/・ω・)/
第3位
序盤で盛り上げていない

序盤、とくに一話目を盛り上げておかないと、つまらないと判断され、ブラウザバックされやすいよ。
2話目、3話目と読み進めてくれるようであれば、さらに続きを読んでくれる可能性が高まります。
ここで『オレの作品は尻上がりなのだ、最後まで読んでくれれば絶対満足させられるからッ(;゚Д゚)!』と叫んでも読者には通用しません。
現実の知り合いならば読んでくれるかもしれませんが、Web上の顔も知らない赤の他人のために貴重な時間を割く義理は無いのです。

時間は有限。読者を1秒でも早くたのしませる工夫をしなくちゃね(*^^)v
第2位
読者の視点に立っていない
読者が小説を読むのは作者のためではありません。
読者は小説をたのしむために読んでいるのです。
ライトノベルであれば読者をたのしませなくてはいけませんし、ビジネス書や自己啓発の類であれば読者に有益な情報を提供しなくてはいけません。

ただ好きなことを好きなように書くだけじゃあダメなのかな(。´・ω・)?
完全な趣味であればそれも良いでしょう。
しかし、他人を巻き込むであれば、読者の視点に立って作品を評価しなくてはいけません。

純粋に書きたいだけならWeb上に投稿する必要なんてないものね。
まずは、誰に向けてどんなコンテンツを発信しようとしているのかまとめてみましょう。

製品やサービスを利用するユーザー像を仮で定義したものをペルソナというよ。
- 読者は日本人、外国の方?
- 言語は日本語、英語、それ以外?
- 性別は男性、女性?
- 年齢は10代、20代、30代、それ以上?
- 職業は学生、サラリーマン、主婦?
- etc…
このように人物像を想定しておくと読者と作品との相性が高まり、結果的に読まれやすくなります。

一方的な発信になりがちだけど、『読者が誰で何を求めているのか?』を想定してみるといいよ。
第1位
宣伝をしていない
そもそも、読者まで作品が届いていないのであれば読まれようがありません。
数ある作品のなかで自分の小説を読んでもらうためには、どうしても自分から作品をアピールする必要があります。なぜかと言うとそれは――
小説をはじめとするテキストコンテンツは、ほかのメディアに比べ、圧倒的に拡散力が低いからです。
動画や音楽ならば聞き流されても伝わるでしょう。
漫画やイラストなら眺めるだけでも伝わるでしょう。
これらは読者や視聴者が受け身でも伝わりますが、しかし小説のようなテキストコンテンツだけは、読者から能動的に読んでもらわなければ、何ひとつ伝わらないのです。
こういったハードルがありますが、それでも文字で伝えるという手段を選ぶのであれば、作者が受け身で待っていては何も始まりません。

だけど、宣伝だなんてしたこともないし・・・何となく恥ずかしいわ(/ω\#)

クリエイターの方たちはそういった営業や広報活動を苦手とするひとが多いよね。
創作だけに集中したい。
その気持ちはよく分かりますが、しかしここで今一度、ご自身の行動を振り返ってみてください。
あなたはなぜ、小説をWeb上で公開するのでしょう?
読者に読んでほしいからではないのでしょうか?
自分が書いて満足するだけならばweb上で公開する必要はありません。
また、宣伝をすることは、読んでほしい作者と新たな刺激を求めている読者をつなげる行為です。
決して恥ずべき行為ではありません。
読者もつねに新たなおもしろいコンテンツを求めています。

ぜひ、SNSなどを活用して積極的に発信してみよう!
まとめ
- 流行をチェックする
- タイトルをわかりやすくする
- 序盤を盛り上げる
- ペルソナをつくる
- SNS等で宣伝する
- 読者を意識して伝える工夫をする

読者と作品をうまくつなげて、双方Win-Winの関係を築けると最高ね☆

それでは良い創作Lifeを!!
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