結論
作品に介入してくる読者とは距離を置こう
いくらPVを稼ぎたいとはいえ・・・

読んでくれるなら別にどんな読者だっていいじゃない

Web上にはいろんなユーザーがいて、ほとんどは善良な読者なんだけど、ときどき悪意をもった『読者とはいえないひと』が現れるんだ。

知らずに相手をしていると、後々とんでもないトラブルに巻き込まれかねないから、注意した方がいいの。
Web上で作品を公開する目的として『PVを増やしたい』『読者の感想がほしい』『注目を集めたい』といった作者は多いと思います。
ですが、不特定多数に向けて公開していると、決して低くない確率で『関わらない方がいい読者(?)』と遭遇します。このひとたちは、作品を読むためではなく、別の目的をもってあなたとあなたの作品に接触してきます。
読んでいて気分が悪くなるかもしれませんが、Web上での創作活動を有意義なものにするためにも、ぜひWebの悪い面も知っておいてください。
かかわってはいけない読者ランキング
第5位
類似作品や他の作者と比較する読者
- 『○○の作品の方がおもしろい』などと比較してくる。
- 同じジャンル・類似作品ばかり読んでいる。

たしかに、こういう感想送ってくるひとっているのよね💦

なら、その好きな作品を読めばいいのに(# ゚Д゚)
この手の読者は、似たような展開や推しているキャラクターと同系統のキャラを見たがる傾向にあります。
それでもあなたの作品を読む理由は、過去に読んだ作品以上の期待を込めておもしろい作品を探しているのかもしれません。あるいは、作品を読むために費やしてきた過去の時間について、その正統性を補強したいだけなのかも?
- 耳の痛い意見でも、指摘は真摯に受けとめる。
- ただし、作品を修正するかは、自分で判断する。
第4位
作品を貶してマウントを取る読者
- 上から目線(書評家気取り)。
- 誤字・脱字にうるさい(重箱の隅をつついてくる)。
- 他人にきびしく自分に甘い。
- だいたい斜め読みしている。

誤字・脱字は作者の落ち度だとしも、ちょっと言葉が過ぎるひとっているのよね・・・

ほんとうに。読者様ではあっても神様じゃないのにねえ・・・
作者にとって読者は、なくてはならないありがたい存在です。
ですが、この手の読者は、まともに読んでいないことが多いですし、褒めることもまずありません。
ただし、PV数の増加には貢献してくれるでしょうから、実害がないかぎりは泳がせておけば良いでしょう。
文法的な間違いなどは修正しても、作品そのものにかかわる内容は変えないようにご注意を。
- 誤字・脱字などあきらかなミスは修正する。
- ただし、報告する必要はなし(したら増長する)。
第3位
個人情報を聞いたり人格否定する読者
- 汚い言葉を平気で使う。
- なれなれしい。
- 本名や住所など、個人情報を聞いてくる。

これはもう読者とは言えないよね( `ー´)ノ

だれでもいいから攻撃して、ストレスを発散したいだけなんだろうね。

個人情報の漏洩も怖いわ。
『アホ』だの『死ね』は感想ではありません。ただの悪口です。
こういった心ないメッセージを投げつけられたことのある作者はたくさんいるでしょう。
心を病んだり、最悪の場合自殺に追い込まれる事件も起きたりと、残念な結果に発展しかねません。
最近では悪意あるユーザーを特定し、罰することもできるようになってきましたが、法的な整備はまだまた未成熟でハードルも高く、泣き寝入りせざるを得ないケースがほとんどです。
この手の読者もどきとかかわって良いことは何ひとつありません。
反論もしないほうが賢明で、言い返すほど燃料となって相手を喜ばせます。
無視し続つづけるのが一番ですし、しばらくWeb上から離れて、ほとぼりが冷めるのを待った方が良いでしょう。
これを行うためには、本名や住所などの個人情報は、みだりに晒さないようにしておく必要があります。特定されると現実にまで被害が及ぶ可能性が出てくるので要注意です。
- 完全無視。
- コメント欄を閉じるなどの対策をする。
- 逃げる。
- しつこいようなら法的な手段も検討する。
第2位
『参考にさせてください』と言う読者
- 作者兼読者。
- 始めたばかりの方や学生に多い。
- 一応読んではくれる。
- 他人の作品をフリー素材扱いする。

これは・・・参考文献として引用したい、ということかしら?

いや、たんに『パクらせてください』って言ってるだけだよ。

えええっ!!?
読者のなかには創作されている方もたくさんいらっしゃいます。
Web上では、作者が読者にもなるし、読者が作者にもなるのです。
だれしも創作を始めるときは、先人の残した作品を模倣するものです。

小さいころ、好きなマンガのキャラクターをノートに書き写したりしなかった? それと同じことだよ。
何ものからも影響を受けずに創作できるひとなんていません。
作品をつくるには、まずインプットしなければアウトプットできないのです。
ですが、このインプットの仕方が問題になるのです。
ネットが普及する以前は、本屋で買った小説など、感銘を受けた作品から影響を受けたりしていたものですが、現在ではSNSや投稿サイトを見れば手軽に、しかも無料でコンテンツを閲覧することができてしまいます。
無料ゆえに盗んでいるという感覚が欠落してしまうのでしょう。ゆえに、使えそうな作品を見つけると『パクらせてください』と言ってくるわけです。
ただし、『パクる』だと印象が悪いので、(自覚して使い分けているかどうかは分かりませんが)『参考に』と言い換えているわけです。
個人で楽しんだり、作品のエッセンスを抽出して自分なりに消化してからアウトプットする分にはかまわないでしょう。しかし問題は、模倣した作品をそのままWeb上で公開してしまうことにあります。
著作権に対する意識が低いのでしょう。下手をすると丸パクリ(コピペ・転載も含む)されてしまうので注意しなくてはいけません。
- 『無断転載・引用お断り』と明記しておく。
- 完全無視。
- 丸パクリには、毅然とNOを突きつける。
第1位
リライト・削除などを指示する読者
- 編集者気取り(たまに本物の編集者もいる)。
- 著作権を侵害してくる。
- 自尊心が強い。
- なぜかしゃべり方が古風。

えっ? 編集者ってWeb小説見てるの?

ええ、見てるわよ。最近はWeb上での公募も珍しくなくなったし、次のヒット作となる作品を探している編集者はたくさんいるわ。

なら、きちんと応対した方がいいんじゃない?
もちろん、本物の編集者であればきちんと話をきくに値するでしょう。
もしかしたら出版のオファーかもしれませんものね( *´艸`)
本物かどうか見分ける方法はかんたんで、身元を証明してもらえばいいだけの話です。
これを渋るようなら偽編集者でしょうし、本物だとしてもろくな編集者ではないでしょうから相手にしなくても問題ありません。
むしろ、相手の指示に従ってしまうととんでもない要求をされかねません。

い、いったいどんな・・・?

多いのは著作権の侵害だね。

あとは、やっぱり金銭面かしら。
この手の読者は、いわゆるテイカーと呼ばれる存在で、はじめから人の作品を奪うか壊すことを目的としています。
非常に粘着質で、一度相手にすると標的にされ続けます。
もしも意見を取り入れてしまうと、自分のアイデアも反映されているのだから、とうぜん作品の権利は自分にもあるといった論理を振りかざします。

その読者は書くのを手伝ったわけじゃないんでしょう? あり得ないよ!(# ゚Д゚)

その反論はまず通じないよ。この手の読者は『自分に都合の良い理論をつくるのだけは上手い』んだ。
もしかしたら、元は善良な作者だったのかもしれません。
ですが、結果が出せずにダークサイドに堕ちてしまったのではないでしょうか。
もはや自分で書く気はなく、楽して儲けるか、他人の足を引っ張ることしか考えていないわけです。
- 完全無視。
- ゼッタイにかかわらない。
- 見かけたら逃げる。逃げる。とにかく逃げる。
まとめ
- Web上には悪意あるユーザーがいると覚悟しておく。
- 他人の意見で作品を修正しない。
- 作品の決定権は自分だけにあると心得る。
- 基本は無視する。反論はしない。すると喜ぶ。
- コメント欄を閉じるなどの対策を施す。

Web上では、匿名なのをいいことに非人道的な言動を繰り返すひとたちが後を絶ちません。こういう人たちとかかわると高確率で不幸になります。なんとしても逃げましょう。

ワタシもこんな読者にならないように気をつけなくちゃ💦

それでは良い創作Lifeを!!
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