結論
内容が想像できないタイトルは読まれにくい
タイトル次第でPV数は伸びる!

中身がおもしろければタイトルなんて何でもいいんじゃない?

もちろん本文も重要だけど、読者を増やしたいならタイトルはきちんと考えないといけないよ。
なぜタイトルを考えなくはいけないのか?
その答えは、読者がどのようにして新しく読む作品を探すのか、その過程を想像すればわかります。

Web上で小説を探す場合、読者がどうやって見つけるか想像してみよう。
たとえば小説投稿サイト内で作品を探す場合、読者はサイトが用意している以下のような機能を使うことになります。
- 検索
- 各種ランキング
- レコメンド
- etc…

どれを使っても作品の一覧が表示されるね(∩´∀`)∩
これは本屋でいえば、棚差しで陳列されている状態といえます。つまり、背表紙だけが見えており、他の作者の作品と同列に並べられている状態です。
ここでタイトルが重要になります。
棚差しと同様に、画面上でリスト化されたタイトルの数々を眺め、そのなかから読者は読む小説を選ぶのです。

タイトルは作品のなかでまっ先に読者の目に触れるんだ。

じゃあ、カッコいいタイトルをつけなくちゃね!

たとえばどんなふうに?

そうだなあ・・・『The Adventures of Dragon Slayer and the Beautiful Girl』なんてどうかな?

・・・(;^ω^)
想定される読者が日本人であれば、タイトルは日本語で書いたほうが無難です。
外国語を使っても読者はカッコいいと思ってはくれません。
読めなければ良いも悪いもないのです。
どうしても外国語にしたい場合は、カタカナで書けば語感を残しつつ読者にも伝わりやすいです。
どんなタイトルが選ばれやすいのか

結局どういうタイトルが好まれるの?

結論を言うと、わかりやすいタイトルが一番だね。ひとつ例を挙げてみよう。


・・・タイトルっていうか、もはや文章じゃないか!

でも、なんとなく内容が想像できるでしょう? 冒険ものだけど恋愛要素も含まれてるんだろうな~って。
読者は作品を選ぶとき、基本的に冒険を避けます。
小説を読むにはどうしてもある程度時間を必要とするため、ハズレを引きたくないのです。
そのため、内容が想像できるタイトルにしておくと本文に進んでくれる可能性が高まります。
この際、あるていど説明的なタイトルでもかまいません。
小説投稿サイトに投稿されている作品はもちろん、プロのラノベ作品でも多用されています。
ぜひ書店などで確認してみてください。

だけど、あんまり長いとタイトルだと憶えてもらえないんじゃない?

だいじょうぶ、大抵は略して憶えてもらえるから。上記の例だと『ダンまち』といったふうにね。

最初から4文字に略したようなタイトルもあるよ。
タイトルは長くても不利にはなりません。
どんなに長いと言っても1ページで収まるボリュームですので、本文を読み進めてハズレを引くよりは、ハードルが低いためです。
さらに、作品を読んで気に入ってもらえれば、ブックマークもしてもらえるでしょう。
そうなればタイトルがうろ覚えでも続きを読んでもらえます。
まとめ
- カッコよくても伝わらなければ意味がない。
- 長くて説明的でも内容が分かるタイトルのほうが好まれる。

それでは良い創作Lifeを!!
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