結論
孤独を楽しめることが最大の魅力
本の魅力はたくさんある

今回は、ノウハウなどではなく、純粋にボクが語りたいだけの記事です(´▽`*)
Webが発達するにつれ、書籍の発行部数は減少の一途をたどっています。
これからもますますマイナーになっていくでしょうが、それでも本が好きという方は残っていくでしょう。
少しでも読者人口を増やすべく、紙の本の魅力をお伝えするとともに、ボク自身も再認識したいと思います。

私も紙の本が大好き。古びた匂いなんかも含めてね(。・ ω<)ゞ
初めに、ボクが思う本の魅力を以下に挙げます。
- いつでもどこでもすぐ読める
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 物質的・文化的な価値
- 装丁やカバー、栞などのガシェット
- 誰でも読み書きできる
- 独りで楽しめる

それじゃあ各項目ごとに語っていくよ♪
いつでもどこでもすぐ読める
まず第一に、本の魅力として、持ち運びが容易である点が挙げられます。
本一冊の重さは高が知れていますし、文庫本であればポケットに入れることだってできます。
そのため、家でも外でも落ち着いて読む環境が整えば、さっと取り出して読むことができます。

でも、それは電子書籍だって同じじゃない?

そう。紙である優位性は失われつつあるね。
スマホ一台あれば電子書籍で何冊も持ち歩くことができます。
紙の本だとこうはいきません。アプリ起動の待ち時間などを考慮しても、紙でなければならない理由が無くなってしまいました。
圧倒的なコストパフォーマンス
紙の本は、プロの作家が書き、プロの編集者によって編まれた、プロのコンテンツです。
その内容は、過去現在にわたって世界中の偉人や賢人、あるいは奇人・変人と様々な人が各々知恵を振り絞って書かれています。

もしもすべての作者から直接情報を得ようとすると、どれほどの代償を支払うことになるのかしら?
交通費はもちろん、相手への謝礼など金銭的な負担はもちろん、移動にかかる時間的なコストも計り知れません。
得られる情報の価値を鑑みれば、これほどコストパフォーマンスに優れた商品は他になかなか無いでしょう。

でも、今ならインターネットでかんたんに検索できるんじゃない?

たしかに、検索すればタダで手に入るね。
Webが発達したおかげで、ちょっとした疑問であればネットで検索すればたいていは解決できます。
しかし、Webの情報は広く浅くが基本で、深い知見を得るには専門書の方が優れています。

本はプロが編んでいるから『安かろう悪かろう』にはなりにくいの。
物質的・文化的な価値
保存がきく本は、時間が経つほど価値があがるケースがあります。

何百年も前の本が残ってるってすごいね!
歴史上の人物と交流できる記録メディアは、現在のところ本だけです。
DVDなどの記録メディアが数年しか保たないことを考えると、すごい耐用年数ですよね。
紙と文字だけというシンプルな道具だからこそ時間の試練に耐えられるのです。

このため、本はその国や地域の文化を知るための貴重な文献となっているんだ。
また、数十年単位であっても、高額な値段がつくこともあります。
作家がどのような思いで書き、それを誰がどんなふうに手にして、どのように読まれてきたのかなど、本の内容ではなく、本自体に価値が生まれるのです。

つまり、本そのものがストーリー性を持つってこと。
これは物質として存在する紙の本だからこそ成せる業といえるでしょう。
電子書籍がこういう物語性を帯びるかは疑問です。
本は手に持つと重みを感じます。電子書籍にはこの重みが失われているのです。
装丁やカバー、栞などのガシェット
また、本だけでなく、その周辺のアクセサリも人を惹きつけてやみません。
帯やカバーなどは本来無くても本の役目を果たせます。
栞やスピンも適当な紙切れを挟んでおけば事足りるでしょう。
にもかかわらず専用の道具が生まれ、親しまれています。
様々なデザインや意匠が凝らされています。
コレクションとして収集している方もいるでしょう。
これらも物質として価値が見出されているからに他なりません。

ワタシも栞が大好きです(n*´ω`*n)
誰でも読み書きできる
日本の場合になりますが、日本人は識字率が高く、多くの人が一定水準以上の読み書きができます。
また、本は安価であるため誰でも購入が可能です。

図書館を利用すれば無料で読むこともできるよ(^_-)-☆
つまり、本は誰でも利用できる条件が整っているわけです。
このアクセスの良さは他に類を見ません。
電子書籍のように高いパソコンやスマホを買う必要もありません。

本は誰にとっても平等で公平なんだ。
また、読むだけでなく、書く方もかんたんです。
現在ではスマホやパソコンを使って書くことが主流となっていますが、最低限、紙と鉛筆さえあれば誰でも書き始めることができます。
商業ベースでの書籍化を目指すなら高いハードルをクリアしなければいけませんが、自費出版という手もありますし、Web上で発信する方法もあります。
さらに、自分ひとりが楽しむためであれば誰に見せる必要もありません。ノートに殴り書きするだけだって良いのです。

みんなが情報を発信し、共有し合えるのってすごく幸せなことなんだよ(∩´∀`)∩
独りで楽しめる
ボクは独りの時間をすごく大切にしています。
物事を考えたり、からだや心を癒したりするときは必ず独りになります。SNSなどで常に誰かとつながっている状態でいると、自分の本来の感情や気持ちと向き合うことができません。
しかし、一人の人間の考えなど高が知れています。
行き詰ったり、不安や空虚さを感じることもあります。
そんな孤独を埋めてくれるのが本でした。
胸に刺さる言葉。気持ちを奮い立たせてくれるセリフ。
作者の想い。キャラクターからのメッセージ。
仮想の世界ではあるけれど、本のなかで一緒に冒険し、そこから現実にリターンを持ち帰る。
存在しないはずなのに、眼の前にいるようなリアルさを感じる作品から、ボクはこれまでたくさんの知恵と勇気をもらってきました。
大切な教えであればあるほど、じっくりと自分のペースでゆっくりと、じっくり受け取ることができる本こそが最も適した教材であるとボクは考えます。

本があれば、一人であっても独りではなくなります。
まとめ
『読書離れ』という言葉はずいぶん昔から聞かれますが、Webの発達によってますます加速していくであろうことは容易に想像できます。
しかし、ずっと言われ続けているということは、いつの時代も、どんな場所でも、ずっと読み続けている人がいるということです。たとえ近くにいないとしても、時間と空間を超越すれば必ずどこかに存在します。
本は普遍的な価値を持っており、本質的な価値が損なわれることはありません。

本ほど時間の試練に耐えてきたモノはありません。
この記事もいつかどこかで誰かが読んで、本の魅力に気づき、人生が豊かになるために役立てたなら幸いです。
最後に、ボクは孤独が好きですが、読者にはこの言葉を贈ります。
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことのができる相手を持つことはひとつの喜びである。
オノレ・ド・バルザック(フランスの小説家)

同じ志を持つ誰かと同じ気持ちを共有できたなら、これほど幸せなことはありません。

それでは良い創作Lifeを!!
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