結論
あらすじにネタバレ有り無しを明記しよう
先に結末を知りたがる読者
こういった読者の意見をきくと、オチがどうなるのか知っておかないと安心して読めないのだそうです。
- 時間やコストをかけたくない。
- 好みの結末でないと読みたくない。
- 過程に興味はなく、結論のみ知りたい。
- 内容を楽しむことが目的ではない。
ビジネス書であれば結論を先に示す方が好まれます。
結論を確認したうえで、興味が湧けば各論を読み進めていくわけです。
同様に、エンタメ小説などにも、この傾向が当てはまるようになりました。
Webが発達し、かんたんに情報が手に入るようになった現在では、読者はクライマックスまで待ってくれないのです。

結末がどうなるのか、ハラハラドキドキしながら途中過程を楽しむのが小説の醍醐味だと思うんだけど・・・(´・ω・`)

読書の楽しみ方や目的が多様化しているんだ。

エンタメ小説に楽しむ以外の目的なんてあるのかしら?
たとえば、本ブログのように他人にオススメするために読んでいる方もいるかもしれません(※ボクは純粋に読んだうえで紹介していますが)。
SNSで情報発信している方などは特に結論や要点を先に知りたがります。
他には、子どもに読ませたい本を探している親なども同様の行動パターンになりがちです。

自分が読むためじゃなく、他人のために読んでるんだね。

自分のために読んでいるけど、それでも結末を先に知りたいという読者もいるよ。
同じようなジャンルで、同じような結末を迎える作品ばかりを読むという読者がいます。
冒険はしたくない。好きなモノにだけ囲まれていたいという意志の現れでしょう。
そのため、まとめ記事などでネタバレを読んでから購入するかどうか決めるようです。

読書の感想・レビュー・まとめ記事って検索するとたくさん見つかるよね。

私のような古いタイプはWeb小説との相性が悪いのよね💦 やっぱり紙の本で読むしかないのかしら・・・_(:3 」∠)_
Web小説や紙の本を問わず、検索すればネタバレはいくらでも見つけることができます。
需要があるから供給されるわけですが、当然ネタバレを嫌う読者もいます。
紙の本であれば検索しなければ良いだけの話ですが、Web小説の場合だと作者自身がネタバレさせているケースも見受けられます。
Web上で小説を公開する場合、ネタを知りたい読者と知りたくない読者の両方に対応するにはどうすればいいでしょう?
対処方法
あらすじにネタバレ有り無しを明記しよう
冒頭でも示したとおり、あらすじを記載したうえで、そこにネタバレを含ませておきます。
そのうえで【ネタバレ注意!】などと注意喚起しておけば、ネタバレOKの読者はネタを読んだうえで本編を読むかどうか決めるでしょうし、NGの読者は読み飛ばして本編に進むはずです。
取りこぼしは起きるかもしれませんが、この方法が作者も含めて、多くの読者が満足できる結果となるでしょう。

ただ、ミステリー小説に関してはネタバレの記載は必要ないと考えています。
ミステリーは謎を追いかけ解いていく過程と合わせて醍醐味になります。
ネタバレが欲しい読者は読まなくなるでしょうが、目先のPV数にこだわらずに作品を大事にした方が良いです。
まとめ
- 結末を先に調べてから読む読者がいる
- Webが発達した現代でネタバレは避けられない
- 読者は結論まで待ってくれない
- ネタバレ有り無しを明記する

それでは良い創作Lifeを!!
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