【9434】ソフトバンクの割安株価はズバリ○○円!【2022年Ver.】

【9434】ソフトバンクは買いか

高配当株だから買いたいけど…
  • 一向に株価が上がらないけどだいじょうぶ?
  • 【9984】ソフトバンクグループがヤバそうで買えない
  • NTTやKDDIの方が良いんじゃないか?

 ソフトバンクを買いたいなら業績から割安判断を行いましょう。

 それができない・面倒だという方のために、ソフトバンクの割安株価を算出しました。

 本記事を読めばソフトバンクの割安株価と買い判断ができるようになるので参考にしてください。

結論 ソフトバンクの割安株価は○○円

 結論からさきに述べると2022年時点のソフトバンクの割安株価は次のとおりです。

ソフトバンクの割安株価と利回り
証券コード社名現在株価現在PER平均適正株価平均適正PER割安株価割安時利回り
9434ソフトバンク1,52913.881,47513.391,4226.05
※株価は2022年9月時点
※単位は(円・倍・%)

 現状の株価は適正価格からみるとやや割高となっています。

遊び心
遊び心

 買い判断は1,400円台なら『買っても良い』です。

ソフトバンクの買い判断材料

ソフトバンクの買い材料
  • PERが競合他社と同水準
  • 利回りは競合他社より高い
  • 業績が右肩上がり
  • 通信セクターは今後も成長する

 以上の判断材料を元に、ソフトバンクを買っても良いと判断した根拠と数字を解説します。

 まず前提条件として、割安かどうかの比較・判断基準を決めます。

 割安かどうかは相対的に決まるためです。

 比較対象は次の3つ。

  • 競合他社
  • 同社の過去
  • 日経平均

 割安基準はPER(株価収益率)で求めます。

  • 競合他社と比べてPERが低いか
  • 同社の過去平均と比べてPERが低いか
  • 日経平均と比べてPERが低いか

 参考として、株価PER(株価収益率)EPS(一株当たりの純利益)の関係を記しておきます。

  • 株価 = PER × EPS
  • PER = 株価 / EPS
  • EPS = 株価 / PER

 各数字の調べ方は以下の記事で解説していますので参考にしてください。

NTT・KDDI・沖縄セルラー・楽天の4社と比較する

 競合他社としてNTT・KDDI・楽天が挙げられますが、沖縄セルラーも高配当なので比較します。

競合他社との比較
証券コード社名現在株価現在PER過去平均PER現在利回り
9432NTT(日本電信電話)3,92811.9211.802.93
9433KDDI4,42014.7313.262.83
9434ソフトバンク1,52913.8813.395.62
9436沖縄セルラー5,22013.1412.143.22
4755楽天グループ6580.0020.240.68
※株価は2022年9月時点
※単位は(円・倍・%)

 まず、楽天グループは赤字(PERが0倍)でかつ、利回りも低いので比較対象から外します。

 残る4社の過去平均PERを平均すると12.65倍となります。

 平均をみるとNTTが一番割安で、次に沖縄セルラー・ソフトバンク・KDDIと続きます。

 いずれも過去平均より割高となっていますが、日経平均PER(16.41)よりは割安なので、ソフトバンクも割安といえます。

遊び心
遊び心

 通信セクター自体が割安です。

ソフトバンクは業績が右肩上がり

 ソフトバンクの現在の株価は、過去の平均適正価格よりも上がっています。

ソフトバンクの割安株価と利回り
証券コード社名現在株価過去平均適正価格現在PER過去平均適正PER
9434ソフトバンク1,5291,47513.8813.39
※株価は2022年9月時点
※単位は(円・倍・%)

 しかし、安くはないけれど割高というほどでもありません。

 なぜなら、営業収益とEPSも上がっているため、上がっているのが自然だからです。

ソフトバンクの営業収益とEPSの推移
年度営業収益EPS
20183.58兆86.91
20194.66兆96.6
20204.86兆99.27
20215.21兆103.85
20225.69兆110.13
※単位:円

 表からもわかるとおり、2018年12月に上場して以来、一貫して右肩上がりを続けていることがわかります。

 2020年8月に起きた『菅ショック』も乗り越え、順調に推移しています。

 これはNTT・KDDI・沖縄セルラーも同様です。

ソフトバンクの懸念材料

 好調な通信セクターですが、ソフトバンクには特有の懸念点が3つあります。

ソフトバンクの懸念材料
  1. ソフトバンクグループの存在
  2. 自己資本比率が低い
  3. 配当性向が高い

【9984】ソフトバンクグループの存在

 懸念点は親会社であるソフトバンクグループです。

 ソフトバンクグループは投資会社で、人工知能を活用している世界中の未上場企業、いわゆるユニコーン企業に投資しています。

 グロース企業やハイテク企業が持て囃されている2020年ごろまでは良かったのですが、直近の決算では3兆円を超える巨額の赤字を出しています

 そんなソフトバンクグループを統括しているのは創業者の孫正義氏ですが、ワンマン経営ぶりが随所に見られます。

遊び心
遊び心

 孫氏の一声でソフトバンクの株が大きく売られたり、減配するリスクがあるかもしれません。

自己資本比率

 また、ソフトバンクは自己資本比率が低いこともリスクに挙げられます。

 自己資本比率が低いということは他人の資本、つまり借金を負って経営していることになります。

 一般的に、健全な経営の目安は40%以上なので、13.2%はかなり低いと判断できます。

 楽天グループを除いた4社のなかではその低さが歴然としています。

通信各社の自己資本比率
証券コード社名自己資本比率
9432NTT34.7
9433KDDI45.0
9434ソフトバンク13.2
9436沖縄セルラー81.3
4755楽天グループ6.5
※自己資本比率は2022年9月時点 単位:%

配当性向が高い

 ソフトバンクは配当性向が高いことでも知られています。

通信各社の配当性向
証券コード社名配当性向総還元性向
9432NTT34.956.4
9433KDDI41.773.5
9434ソフトバンク78.178.1
9436沖縄セルラー42.344.3
4755楽天グループ赤字赤字
※配当性向は2022年9月時点

 配当性向は30~50%程度が適切とされており、80%を超えると出しすぎ、20%以下だと株主軽視と見做されます。

 ソフトバンクは78%あり、増配の余地が少なく、逆に減配のリスクが高いといえます。

 一番リスキーなのは楽天で、赤字のため、利益からはなく貯金から配当金を出しています。

 NTT・KDDI・沖縄セルラーは適切な配当性向で安心できます。

 総還元性向が高まっている理由は自社株買いを行っているためで、株主還元に積極的であることもうかがえます。

ソフトバンクの買い判断 まとめ

 結論は、楽天を除いた通信セクターは買いです。

 現状、スマホの無い未来は想像できません。個人だけでなく、企業間での通信利用は確実に増えるでしょう。

 5G・6Gと通信速度があがり、VR(仮想現実)やAR(現実拡張)など益々幅広い分野で使われていくはずです。

 以上から、通信セクターは高配当ポートフォリオの主力になります。

 ポートフォリオ全体の割合も高くしても問題ないでしょう。

 ただし現状は4社ともやや割高なので、平均適正価格を下回ってから買いましょう。

通信4社の割安株価と利回り
証券コード社名現在株価現在PER平均適正株価平均適正PER割安株価割安時利回り
9432NTT3,92811.923,88611.803,4283.35
9433KDDI4,22014.733,97713.262,7604.53
9434ソフトバンク1,52913.881,47513.391,4226.05
9436沖縄セルラー5,22013.143,65812.143,9484.26
※株価は2022年9月時点
※単位は(円・倍・%)

 ソフトバンクもポートフォリオの一角となり得ますが、借金が多く、配当も出しすぎです。

 NTTやKDDIと比べて安定配当への不安が高いため、通信セクター内での割合は減らした方が良いかもしれません。

 何を重視するかによって各自でバランスを取りましょう。

重視する項目
  • 安全重視 ➡ NTT・KDDI・沖縄セルラー・ソフトバンクの順
  • 配当重視 ➡ ソフトバンク・沖縄セルラー・NTT・KDDI
  • 連続増配 ➡ 沖縄セルラー・KDDI・NTT・ソフトバンク

 NTT・KDDI・沖縄セルラーは配当利回りが低いように見えますが、3社とも増配を続けていますし、自社株買いにも積極的です。

 いずれも長期的には高配当として成長してくれるので高配当投資の大本命です。

 この3社はぜひコツコツ買い増していきましょう。

各社の総合評価
NTTKDDIソフトバンク沖縄セルラー
利回り4点4点8点5点
割安度7点6点5点5点
安定性10点10点4点10点
将来性8点8点8点7点
FIRE貢献度10点10点7点9点
平均7.8点7.6点6.4点7.2点
遊び心
遊び心

 それでは皆さん、ご安全に!👉

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